2024/05/07 19:00

先週のオトトイ(2024年05月07日)

OTOTOYスタッフが先週の事を振り返るコーナー。先週のオトトイ。

OTOTOY NEW RECOMMEND

毎週月曜更新中、OTOTOYスタッフが自信を持ってオススメするSpotifyプレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND」。

ー凶暴さが奥に潜んでいると分かりながらも身を委ねてしまう感覚、衝撃です! (草鹿)

ー歌メロ、絡み合うギター、受け止め支えるベースとドラム、最高! (高田)

ーバンドの新たな一面を見せる最新ミニ・アルバムから (藤田)

ー先日のライヴ盤リリースに続き新曲をドロップ! (高木)

ー特撮・ドレスコーズ・イヤホンズ、奇跡のコラボ (西田)

ー『最高更新』と題されたEPから。遠くない未来、また最高を更新する予感がすでに。(梶野)

その他は、FLATPLAY “the Attitude for Prayers Ⅱ”Holly Humberstone, Medium Build “Cocoon”Giallo “Fright Club”Barbara “Sway”東京電脳, 電音部, hirihiri, libesh ramko “invisible”Daisuke Kazaoka “島と口ぶえ”xiangyu “ラスイチのピザ”polly “Lily”

Spotifyで試聴の後はぜひぜひOTOTOYで音源の購入を。

編集後記

『悪は存在しない』
濱口竜介監督作『悪は存在しない』を〈下北沢K2〉で。長野県水挽町を舞台に、その土地にグランピング施設の建設を計画している芸能事務所と、自称・「なんでも屋」と名乗る巧やその娘・花をはじめとした水挽町民の間で食い違う意見や思惑。両サイドの中でも様々な立場や考えをもった人物が登場し、各々の性格や行動を短時間で描き切る、しかもそれをあらゆる座組みの会話でもって示しており、対話主体で物語が転がっていくらしいといえばらしい手法は相変わらず圧巻でした。特に、芸能事務所から駆り出された2人の、車でのトーク(車での移動シーンを挿入するのはのはや意識的ですか)、心地よかった。また、前作『ドライブ・マイ・カー』に引き続き担当した石橋英子の音楽もこの映画にはもはや必要不可欠で、意図的に途中で音楽をぶった切る編集方法は、画面に緊張感を与え、音楽が消えた後の映像により集中せざるを得ません。多忙を極めとてもじゃないと映画を観る精神的ゆとりがなかったここ最近。映画を映画館で観る意義を再確認しました。生活をひとまず忘れ、映画の世界へ身を預ける時間は僕には必要です。(草鹿)

downtにインタヴューした
先週、downtのインタヴューを公開しました。制作が難航していることは漏れ聞いていました。昨年4月の「6月にIIIのリリースショーをやる。なにをリリースするかは未定」というアナウンスから、開けてみれば実質 “13月” 1曲のみとなったリリース。しかしその “13月” は渾身の大作であり、年をまたいでリリースされたニュー・アルバム『Underlight & Aftertime』は新曲も再録既発曲も硬質なものとなり、けっしてストレートな道のりではなかったことを想像させます。おそらくは楽しい話ばかりではなかろうと思いインタヴューに臨みましたが、downtのメンバーたちは真正面から “「怒りと葛藤」の本音で” 語ってくれました。読み応えのある内容になったと思います。ぜひお読みいただければ。(高田)

ルイヴィル伝説
GW後半戦。高尾山に登ってきたり、友人が出店してるフリマに行ったりとかなりアクティヴに動いてきました。3日の日は新宿のナインスパイスでSlint、Tortoise、Zwan…そしていまはGang of FourのギタリストでもあるDavid Pajoの来日へ。エレキ1本弾き語り、佇まい、声、メロディにその歴史がグッと載った渋すぎるサウンドに酔いました。ラストのほうで『Live from a Shark Cage』からの曲を演奏してくれてアガッた〜。あとはMCでのビリー・コーガンとのエピソード、ニュアンスで聞き取れただけですが笑った。対バンの組み合わせもバッチリ、友人にもたくさん会えていい1日でした。Codeineからの立て続けの招聘を終えた〈imakinn records〉お疲れ様でした〜、ビガップです! (高木)

連休明け
GW後半、先週の宣言通りにはいかず・・・なんだかんだほとんど家の中で過ごしていました。とはいえずっと観たかった映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を視聴したり、友人とオンラインでゲーム「ニムト」をプレイしたりと楽しく過ごすことはできました。よかった。一方、外に出ない分イヤホンをしない=音楽を聴く時間がほとんどない日が4日も続いてしまったのでなんだかすっかり浦島太郎気分・・・今週は頑張って先週分の新譜をしっかり追いかけたいと思います。(藤田)

“EVIL A LIVE” 2024
5月4日は、東京ガーデンシアターで開催されたキングレコードのレーベル「EVIL LINE RECORDS」の10周年を記念したフェス「“EVIL A LIVE” 2024」へ。イヤホンズ、ODDLORE、月蝕會議、小林私、サ上とロ吉、カリスマ、高岩遼、ヒプマイ、特撮、ドレスコーズ、Bimi、ももクロと錚々たるメンツが大集合のイベントでした。ドレスコーズが1曲目に演奏した毛皮のマリーズの「ビューティフル」や、特撮の「人として軸がぶれている」は、学生時代に僕を支えた楽曲でもありまして、聴きながら涙が溢れました。 カリスマ、ヒプマイ、Bimiさんの盛り上がりは本当にものすごく、コラボのわちゃわちゃ感も最高でした。そして何より、ももクロの圧巻のパフォーマンス。いかにももクロがアイドルシーンにおいて特別で、ずっとトップでいられるのか、ということをビシビシと感じました。EVIL LINE RECORDS、本当に10周年おめでとうございます! (西田)

ありがたいです
今年のGWは4連休であまりゴールデン感がない気がしていたんですが、充実感たっぷりの楽しい毎日を送れました。同じものを好きなお友達が新しくできたり、知らなかった街の雰囲気を教えてもらっていいなと思ったり、念願のキリンを見れて大感激! とか。にんにくまみれの焼肉を食べながら翌日の心配をしたけど、最終的に明日のことは明日の自分に論にたどり着いていっぱい食べたり。(意外と大丈夫で翌朝安心した。) うーん、楽しい連休だったなぁと余韻に浸る今日です。フェスは夏までお預け。(梶野)

先週の特集記事

OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.271 名古屋のクラブ・カルチャー

疑いながら答えを積み重ねていくdownt──自身を貫いた先で待つ名盤に向かって

坂本龍一、その人生を辿り、新たなる出会いをも残して──長編コンサート映画『Ryuichi Sakamoto ǀ Opus』

もっともっと立ち上がれ──〈アーカイ奉行〉第35巻

OTOTOY NEW RECOMMENDから

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